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    カッコーの巣の上で
    ONE FIEW OVER THE CUCKOO'S NEST
     *カッコーの巣の上で*

    1975年/米
    監督 :ミロシュ・フォアマン
    CASTY:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フィッチャー、
         ウィル・サンプソン、ダニー・デーヴッド、
         ブラッド・ダリフ、クリストファー・ロイド
    第48回 アカデミー賞受賞作品 

    <STORY>
    1963年9月のある日、オレゴン州立精神病院に連れられてきた男の名は
    ランドル・P・マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)。
    彼は刑務所の強制労働を逃れるために狂人を装って入院となったのだが、精神病院はもっと悲惨な状況にあった。
    絶対権限を持って君臨する婦長(ルイーズ・フィッチャー)によって運営され、
    患者たちは無気力な人間にされていたのだ。
    さまざまな手段で病院側に反抗しようとするマクマーフィーに、患者たちも心を少しずつ取り戻し始めた。
    そんな彼の行動に脅威を感じた病院は、電気ショック療法を開始するが、マクマーフィーも脱走を計画し始める。
    ケン・キージー原作のベストセラーを映像化。 感動のラストシーンが印象的。
    <感想> 評価 ★2.5
    1975年度、アカデミー賞主要5部門を独占した名作。
    私がこの『カッコーの巣の上で』を見ようとしたきっかけの中に、リュック・ベッソン監督はこの映画に感銘を受け、映画監督の道を志すきっかけになったと聴いたからだ。テーマは重いし、正直、本当の意味で映画を理解したかと言うと(?)がついてしまう映画だった。
    だが、25年も前の作品なのに、STORYは古さを感じさせない。少なくとも日本では、<病院>っと言う場所はいまだに閉鎖的であるし、特に精神科において、映画の中での治療方針がまかり通ってるように感じる。ジャック・ニコルソン演じるマックは、病気の定義にあたる精神異常者ではない。しかし、苦しいことを避けて生きていきたいと考え、短気で暴力的という性格。社会適応膂力は高いとは言えないことが問題なのである。

    彼の出現で、多くの精神科の患者は、無気力に社会から逃げることを選んでいた毎日から
    自分で行動し 強く生きていこうという態度に変化はする。
    しかし、弱いビリーは、自殺を図り、煙草を取り上げられたということだけで
    混乱を起こしてしまうものもいて、なかなか生きていくことはむずかしいのである。

    結局・・・・心の弱い人間は こんな精神科という病院で 医者・看護婦の権力のもとに
    ロボットのように暮らすしかないのか・・・っと思わせる最後、
    マック(ジャック・ニコルソン)の意思をただひとり貫いて生きようと自由の世界へ動き出すものがいる。それがチーフ(ウィル・サンプソン)である。人間としての尊厳ある生き方を選択したのだろう。そこには確かにマクマーフィの精神が引き継がれていたように思える。本当の意味でのお薦め映画ではないけれど、たまにこんな文芸作品の映画に触れてみるのも 人生じゃないか?っと考えるひとには観て欲しい映画です。
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      posted by nagi | 映画「か行」ー(カ) | comments(0)
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