Chinemaの箱 nagi style

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    それでも恋するバルセロナ
     VICKY CRISTINA BARCELONA *それでも恋するバルセロナ*
    2008年/米・スペイン
    監督:ウッディ・アレン
    CAST:レベッカ・ホール、スカーレット・ヨハンソン
        ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス

    <STORY>
    フィアンセのいるビッキーと、情熱的な恋を求める自由奔放なクリスティーナ。親友同士の2人は、夏のバカンスを過ごすために、ビッキーの親戚が住むバルセロナに滞在する。そこで魅力的な画家フアン・アントニオに出会い、それぞれ彼に惹かれていく。ファン・アントニオはバツイチ。別れた妻であるマリア・エレーナは激しい気性を持つ美しい女性。マリア・エレーナも巻き込んでスペインの日々が始まる。
    ペネロペ・クルスが第81回アカデミー助演女優賞を受賞。

    <感想> 評価 ★3.5
    冒頭に流れる「バルセロナ〜♪」の音楽とスペインの町並み。オビエドの風景・・・それだけですっかりスペインの虜。
    映画の内容よりも、スペインに恋をした状態。私の何かに共鳴するのか、スペインの空気感が心地よくてそれに酔って映画を観てしまいました。

    映画の内容は、ウッディ・アレン監督作品らしくナレーションで話が進んでいきます。
    キャスティングは問題なしです。好き嫌いはあるでしょうが、ハビエル・バルデムが大好きだし、ペネロペ・クルスはなんだかんだ言いながら魅力を感じます。生まれ変わるなら彼女のようになりたい(爆)
    ヴィッキーは理性的で保守的ないわゆる良くいる常識的な女性。刺激的なことに惹かれる気持ちもあるけれど、常識を重んじるタイプ。一方クリスティーナはクリエイティブなものに惹かれるタイプで、いつも(何かを求め続けている)ような女性。映画は対照的なふたりを対比させていきます。そんな対照的なふたりが惹かれる男が同じファン・アントニオと言うのもおもしろい。いかにもスペインの男って感じのセクシーな彼が、あんな手法で(どんなだ)口説いてきたら、大抵の女性は旅先だってこともあってコロッといっちゃうと思うワケです。
    私はどちらかと言うとヴィッキータイプだけど、クリスティーナが言う「望まないものはわかるけど、なにを望んでいるかはわからない」と言う気持ちはわかるなーっと。
    これで終わったら、しょうもないメロドラマなところ、天才肌でとことんぶっ飛んでいるマリア・エレーナが登場するところからスパイスが効いた感じでおもしろくなります。
    スバニッシュをまくし立てるペネロペ・クルスってセクシーで魅力的。
    結局ラストはひと夏のスペインでの恋って設定になっているけれど、スペインに酔って楽しめました。あぁ〜真夜中にスパニッシュギターを聴いてみたい。ワインを飲みながら〜♪
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      posted by nagi | 映画「さ行」ー(ソ) | comments(0)
      そんな彼なら捨てちゃえば?
      HE'S JUST NOT THAT INTO YOU
        *そんな彼なら捨てちゃえば?*
       
      2009年/米
      監督:ケン・クワビス
      CAST:ジニファー・グッドウィン、ジェニファー・アニストン、
          ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー、
          スカーレット・ヨハンソン、ベン・アフレック
          ジャスティン・ロング、ケヴィン・コナリー、
          クリス・クリストファーソン、ブラッドリー・クーパー

      <STORY>
      同じ会社に勤めるジジ、ベス、ジャニーン。彼女たちはそれぞれの状況でそれぞれの恋の悩みを抱えていた。
      ジジは何度失恋してもポジティブ。デートする男性にすぐに惹かれるが相手からの電話はなし。それを都合よく理解しようとするジジに、レストラン経営者のアレックスは「それは恋の駆け引きじゃなく、単にキミに興味がないだけだ」と一刀両断にされてしまう。
      一方、恋人のニールと同棲7年目。いい関係ではあるが「結婚」と言う形が欲しいベス。しかしニールは結婚という形に囚われることを嫌がる。そんな彼にとうとう見切りをつけ、別れを宣言する。
      唯一の既婚者であるジャニーンは、新居の完成が間近で結婚生活も順調かに思われたが、ある時、夫のベンの浮気が発覚してしまう。こうしてそれぞれの岐路に立たされた彼女たちは、最高のパートナーを求めて男のホンネに向き合い、幸せへの道を模索していく。

      <感想> 評価 ★3.5
      キャストが豪華。
      簡単に説明すると、いろんなカップルがいて、いろんな出会いがあると言う「大人の群像劇」になっています。
      私はどのキャストとも感情を同じに出来なかったので淡々と見てしまったけれど、アメリカではベストセラーになった小説だけあって、ジジやベス、ジャニーンは友だちにもいそうな女性たちだし、悩んでいそうな事柄を抱えているのでリアリティーがあります。
      大きく分けると3つのカップルの話になります。
      ジジとアレックス。ベスとニール。そしてジャニーンとベン。
      ストーリーとして好きだったのはベスとニールかな?
      「結婚」と言う形にこだわらなくてもパートナーといい関係は結べるけれど、
      アラフォー(40歳前後)になると信じていた相手に突然去られる痛手を受けたくないと思う故に<安心>や<保険>が欲しくなる女性の心理をついているなーと。
      映画的には、これだけの豪華キャストに比べ、内容やテンポが少々こぢんまりとまとまっちゃった感じは否めません。アラフォー世代がターゲットならば、もう少し毒気やウィットな部分が入っている方がインパクトがあったかな?と思います。
      あと、毎回邦題には文句を言っていますが、この邦題はどうなんでしょ?
      原題は「He's just not that into you」。
      直訳すると「彼はあなたにそれほど夢中ではない」と言う感じですか?
      原題は男性側が女性に言い放つ言葉ですよね?なのに邦題は女性友だちが恋に悩む女性に言い放つ言葉になっています。
      映画の内容的には原題に近い設定なので邦題はしっくりきませんでした。
       
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        posted by nagi | 映画「さ行」ー(ソ) | comments(0)
        その土曜日、7時58分
        BEFORE THE KNOWS YOU'RE DEAD
         *その土曜日、7時58分* 
        2007年/米
        監督:シドニー・ルメット
        CAST:フリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク
            マリサ・トメイ、アルバート・フィニー

        <STORY>
        一見誰もがうらやむ優雅な暮らしをしているN.Yの会計士アンディは、離婚した元妻のもとにいる娘の養育費もまともに払えない弟ハンクを誘い、実の両親が営む宝石店へ強盗に入る計画をする。実行者は弟のハンク。しかし計画決行の土曜日、7時58分。事態は最悪な方向へと突き進んでしまう。

        <感想> 評価 ★3.5

        原題は「Before The Devil Knows You're Dead」(死んだのが悪魔に知られる前に)。
        映画の冒頭でテロップが入ります。

        一筋縄でいかない雰囲気のF.S.ホフマン。頼りないダメダメ男のイーサン・ホーク。
        私がイーサンびいきと言うのも差し引いてもキャスティングがかなり効果を出していて、見応え十分な作品でした。
        時間軸を前後入れ替えたり、登場人物によって違う視点で見せたりとプロットが凝っており、全てが「その土曜日、7時58分」へと繋がっていく流れに、それが悲劇だとわかっているのに本質を知りたくて期待と不安で胸がざわざわしながら見た。

        そもそもの原点、アンディの持つ父への、弟へのコンプレックス・確執がいまひとつ理解できず残念だったけれどそれが悲劇のエンディングへと進んでいったワケだ。

        重い映画だし、気楽に見れる映画ではないけれど、ひとつの手違いが引き起こす悲劇をジリジリと見せつけた素晴らしい1作と思う。








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          posted by nagi | 映画「さ行」ー(ソ) | comments(0)
          ゾディアック 特別版
          ZODIAC *ゾディアック 特別版*
          2006年/米
          監督 :デヴィッド・フィンチャー
          CAST:ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ
              ロバート・ダウニー・Jr.、
              アンソニー・エドワーズ 

          <STORY>
          1969年、ドライブ中のカップルが襲撃され、女性は死亡、男性も重症を負う事件が起こった。その1ヵ月後、新聞社に事件の犯人と思しき人物、後に“ゾディアック”と名乗る男から犯行を告白する手紙と暗号文が届けられる。告白文には「暗号文を新聞に載せないと大量殺人を決行する」という内容。暗号は新聞に掲載され、新聞記者のエイブリーや風刺漫画家のグレイスミスは“ゾディアック”の謎解きに並々ならぬ関心を見せていく…。
          <感想> 評価 ★3.5
          1969年に起こった現実の事件「ゾディアック事件」の映画化。
          現実にあった事件、つまり事実を映画化しているため、演出された展開はない。逆に現実である分、意表をつく展開があったりするが、謎の部分が気持ちよく解決されなかったり、最後に決着がつかない面もありスッキリ感は薄い。(結局、この事件はいまだに未解決事件だし)
          しかし、38年も前にアメリカ社会を巻き込む劇場型犯罪が起こったこと、「ゾディアック」を追うことで人生を狂わされていく4人の男の運命、犯人をほとんど追いつめておきながら決め手に欠き逮捕に至らなかった事実などゾディアックについてたっぷり2時間半で見せてくれる。サスペンス風に作ってはあるけれど、あくまでも時系列に並べるなど現実に忠実な作りなので多少の中だるみはあるし、淡々と進むシーンはあるものの、ラストの方は集めた情報が犯人に繋がっていく疾走感があり最後まで興味を持って見ることが出来た。
          「ゾディアック事件」を私は知らずに見たが、知らなくても楽しめた作品である。事件を知っている人が見たら、また違う感想を得るかも知れないが。
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            posted by nagi | 映画「さ行」ー(ソ) | comments(0)
            ソード・フィッシュ
            SWORDFISH *ソード・フィッシュ*
            2001年/米
            監督 :ドミニク・セノ
            CAST:ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、
                ハル・ベリー

            <STORY>
            かつて世界一のハッカーと恐れられたスタンリーはハッカーとして逮捕されて以降、隠遁生活を送っていた。そんなスタンリーの元に、謎の美女ジンジャーが訪れる。逮捕された事により、妻と離婚・娘にも会わせてもらえず、孤独に苦しむスタンリーは、ジンジャーの仕事を受ければ多額の謝礼が入る仕事だと強く依頼される。
            その仕事とは、元エリート・スパイのガブリエル首謀による政府の闇資金95億ドルをコンピュータ回線を使って奪うと言うもの。
            気乗りしないスタンリーだったが、否応なくその計画に巻き込まれていく
            <感想> 評価 ★4.5
            かなりおもしろくお薦め。
            トラボルタが演じるガブリエルがインタビューされるシーンではじまる冒頭。ガブリエルがくさす。『今までのハリウッド映画は退屈だ。退屈じゃない物語を見せてやる』っと。
            その後いきなり全てを吹き飛ばす爆破シーン。ワンシーン、スローモーションで飛ばされていく。
            この冒頭は迫力満点。
            一体、このシーンを撮るのにどれだけの金額を使ったのか?っと思う程。
            ハッカーものは好き嫌いはあるだろうが、"どれが本当なのか?" "何が真実なのか?"が最後までわからない。
            人をあざけて優位に立つガブリエルを際だたせるために
            娘への愛のために自分の実力を信じて努力する人間らしいスタンリー。
            対比させることでなおさらガブリエルの非人間性が際だった気がする。
            オーストラリア出身のスタンリー役・ヒュー・ジャックマンは
            "X-Men"がハリウッド初映画らしく、これが2作目。ヒューはハンサムで素敵だ。
            彼はもっとどんな役ができるのか?そんな事に興味を持たせてくれる俳優である。 ここに本文を記入してください。
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              posted by nagi | 映画「さ行」ー(ソ) | comments(0)
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