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WATCHMEN *ウォッチメン*
2008年/米 R-15指定
監督:ザック・スナイダー
CAST:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン
ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン
マシュー・グード
<STORY>
ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。
<感想> 評価 ★2.5
あのぉ〜、この作品はいったい何なんでしょうか?
私がこの映画のCMを見て感じた印象は「リーグ・オブ・レジェンド 時空を越えた戦い」のような昔しなつかしのアメコミヒーローが登場して問題解決!世界平和を救う!だと思っていました。なのに、内容はまったく違います!むしろ社会派風作品。
誤解を生むようなCMはやめてほしいもんです。
と、言うことで見始めた最初はR-15納得の過激なシーンで興味をひいてくれたものの、どんどん失速・・・おもしろくない、意味わからん・・・眠気に何度も襲われました。
けれども、じゃあ駄作か?と問われればそうでもなく、評価がとてもむずかしいです。
深いテーマがあって作品の世界観がわかったり、好きだったりすると楽しめるような気がするのです。
私はまったく理解できずに終わってしまいましたが。
映画には私の好きな俳優「あの頃ペニー・レインと」で惚れてしまったビリー・クラダップが出演していましたが、役柄がDrマンハッタンで、全身が青いだけで表情さえもわからない役柄だったので認識もできなかったです(爆)
2007年/米 R-15
監督:マーク・ヘルフリッチ
CAST:ジェシカ・アルバ、デイン・クック、
<STORY>
子どもの頃に同級生から“一生幸せになれない”呪いをかけられた歯科医師のチャーリー。しかし彼は女性たちから“幸運のお守り”と呼ばれていた。なぜならチャーリーの元カノは彼と別れた後、ことごとく運命の人と巡り逢っていたからだ。“チャーリーと一夜を共にすると幸せになれる”と噂が広がりモテモテ状態になるチャーリーだが、女性たちとの偽りの関係に心を痛めていく。そんな中、彼は結婚式で出会ったキャムに本気の恋に落ちて…。
<感想> 評価★3
セクシーラブコメ。
あまりのくだらなさに久々に爆笑しました。ここまでおバカも貫いたらおもしろいです。
天然キャラのキャムを演じるジェシカ・アルバがチャーミング♪
想像を裏切らない展開を見せるので気軽に見れます。
が!一緒に見る相手は選ぶ作品です。R-15だけあるsexシーンの連発。お下劣な言葉と行動e.t.c・・・恋人と見るにも夫婦で見るにもましてや子供と見るのもそれなりの覚悟がいると思われます(笑)
個人的には(あり)な作品ではありますが、チャーリーの親友:シチュの見た目と発言がとにかく下品。コレがなきゃもっと好印象だったかな。
1988年/米
監督 :ロン・ハワード
CAST:ヴァル・キルマー、ワーウィック・ディヴィス、
ジョアンヌ・ウォーリー・キルマー
<STORY>
ある日、ホビット族(?)のウィローは、いかだに乗せられた人間の赤ん坊を拾う。村の長老は、ウィローに赤ん坊を持ち主の元まで帰すための旅に出るように告げた。しかしその赤ん坊は、悪の魔女バブモーダが血眼になって捜している、いけにえのための王女であった。そしてウィローは赤ん坊を巡る戦いの渦中へ。
<感想> 評価 ★3.5
私が19歳の時に3度も映画館へ見に行った作品。
今ではR.P.G系の映画は当たり前で、2002,2003,2004年のヒットと言えば「ハリー・ポッター」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズだけれど、この「ウィロー」はその先駆けと言えるだろうと思う。
改めてこの映画を観ると、ジョージ・ルーカス総指揮の割にはCGはつたないと思うけれど、15年前の作品にしては相当のできなのではないだろうかと思う。
STORYも愛がたくさん溢れていて、ラストシーンはジーンとする。子供への愛、妻への愛、恋人への愛、友情・・・子供も楽しめる作品なので、ぜひ!
我が家も今回は小5の息子と一緒に楽しみました♪
2001年/米
監督 :アダム・シャンクマン
CAST:ジェニファー・ロペス、マシュー・マコノヒー、
ブリジット・ウィルソン、ジャスティン・テンバース
<STORY>
メアリー(ジェニファー・ロペス)は結婚式をコーディネートするウェディング・プランナー。
社長令嬢の娘フラン(ブリジット・ウィルソン)の結婚式の大型契約も取り、会社の共同経営者にもなれそうだ。そんな中、ある日出会った小児科医のスティーブ(マシュー・マコノヒー)にメアリーは一目惚れ。しかし、彼はフランの婚約者だった。一方、なかなか結婚しないメアリーに業を煮やした父親は、幼なじみを結婚相手として引っ張り込んで、複雑な四角関係に……。
<感想> 評価 ★2
ロマンス映画。軽く見れてそれだけ〜。収穫と言えばジェニファー・ロペスって意外と魅力的な女性だったんだな〜と言うことぐらい!?(爆)結構好きな俳優:マシュー・マコノヒーも、ど〜だかなぁ〜だ。まぁ、彼はU-571よりもこう言うロマンス映画の方が向いてる気がしないでもないけど・・
THE WEATHER MAN *ウェザーマン*
2005年/米
監督 :ゴア・ヴァービンスキー
CAST:ニコラス・ケイジ、マイケル・ケイン、ホープ・ディヴィス
ニコラス・ホルト、マイケル・リスポリ、ギル・ベローズ
<STORY>
地元シカゴのローカル・テレビ局で活躍するお天気キャスター、デイヴ。順調な仕事とは裏腹に、私生活では妻と別れ、子どもたちもそれぞれに問題を抱え、有名作家の父親との関係もギクシャクと悩み多き日々だった。
<感想> 評価 ★3.5
期待せずに観たのが良かったのか予想外にほろっときたコメディタッチのヒューマンドラマ。
ニコラス・ケイジは今回のようなダメ男を演じさせても、「ナショナル・トレジャー」的アクションをさせても「ワールド・トレードセンター」のような実話をさせてもケイジカラーのキャラを見事に演じ、期待を大きく裏切ることはない。
この作品、ニコラス演じるディヴが冒頭からとにかくツイてない。一言で言うと究極に「間が悪い」ヤツである。妻と修復したくていたずらをしたら裏目に出る、いいパパを演じたくて娘と出かけてケガをさせるe.t.c。見ているとイライラするような男なのだが、彼もまた、有名作家の父親にいまだにコンプレックスを持っていた。そのコンプレックスの根源、父親を演じるマイケル・ケインがとてもいい存在感で映画を引き締めている。
人生は本当に思い描くようにはイカないもの。何かを得たら、何かを失うそんなプラマイゼロなところがあるなと最近の私は思っていて、この作品もそんな感じ。どんなにイヤなことがあってもここに生き、逃げるワケにはいかなくて、嘆いて生きるより、今ここにある人生を受け止めて、生きていこうと言うメッセージを感じた。
2001年/スペイン・仏・伊
監督 :アグスティン・ディアス・ヤネス
CAST:ビクトリア・アブリル、ペネロペ・クルス、デミアン・ビチル
ガエル・ガルシア・ベルナル
<STORY>
地上で暴力や犯罪が多発している現在、天国では昇ってくる魂が激減し、破産の危機に直面していた。一方、地獄は堕ちてくる魂が急増し、過密状態が続いている。そんな中、天国に起死回生のチャンスが訪れる。天国の作戦本部長マリーナのもとに、地上の女性から“ボクサーである息子マニの魂を救って欲しい”との願いが届いた。早速天国一のクラブ歌手ロラをマニの妻に成りすます使者として地上に送り込む。地獄も負けじと作戦本部長ダヴェンポートが、囚人相手のウエイトレスをしているカルメンをマニの従姉妹として送り込むのだったが…。
<感想> 評価 ★3
最初は(意味がわからんしおもしろくなさそう)感が否めず最後まで観る自信を失いそうだったが、あらすじを理解してからは急におもしろくなってきた。ぜひ、あらすじを知ってから観ることをお薦めする。どうしてもつきつめて考えていくと辻褄が合わない部分も多い(天国に必要なのがマニの魂である理由がわからないなど)がそこはご愛敬だろう。
天国の母国語をフランス語、地獄は英語(ココが笑える)、地上はスペイン語と言語や画質(映像のカラー)を変えて状況を見せているところは面白いしアイデアだと思った。
ラストで笑えるネタバレ的どんでん返しがあり。
UNFAITHFUL *運命の女*
2002年/米
監督 :エイドリアン・ライン
CAST:リチャード・ギア、ダイアン・レイン
オリヴィエ・マルティネス
<STORY>
NY郊外で暮らすエドワード一家は、平凡だが幸せな毎日を送っていた。ある日、妻のコニーは偶然に若者ポール出会う。出会った瞬間から惹かれあるふたりは関係を持つようになってしまう。
<感想> 評価 ★ 3.5
罪悪感にさいなまれながら関係を止められない女の心情をダイアン・レインが好演。また、女性にモテるジゴロ系の役の多いリチャード・ギアが妻の気持ちの揺れに翻弄される男を演じているのも新鮮だった。
映画の展開的には、前半の2/3と後半の1/3は全然違う展開になっている。
結末は、これしかないかな?いった納得と、切なくも深い余韻のある終わり方なので印象は悪くない映画ではあった。
不倫相手のポールを演じるオリヴィエ・マルティネスは
フランス系の新人俳優。
セクシーフェロモンむんむん♪(左photo)
私は結構好みだったりするので
Storyとは別にオリヴィエを知っただけでも収穫あり♪
2004年/英・仏・ニュージーランド
監督 :マイク・リー
CAST:イメルダ・スタウントン、フィル・ディヴィス、
ピーター・ワイト
ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞(作品賞)、女優賞
<STORY>
1950年、冬のロンドン。自動車修理工場で働く夫とかけがえのない2人の子どもたちと貧しいながらも充実した毎日を送る主婦ヴェラ・ドレイク。家政婦として働くかたわら、近所で困っている人がいると、自ら進んで身の回りの世話をする毎日。ほがらかで心優しい彼女の存在はいつも周囲を明るく和ませていた。しかし、そんな彼女には家族にも打ち明けたことのないある秘密があった。彼女は望まない妊娠で困っている女性たちに、堕胎の手助けをしていたのだった。それが、当時の法律では決して許されない行為と知りながら…。
<感想> 評価 ★3.5
英国の典型的な労働階級の町。貧しくても愛する家族と健康があれば生活していける。が、病気をしたとき、望まない妊娠をしてしまった時、日々の生活さえギリギリな彼等には医者にかかることなど不可能だった。ヴェラは自分も望まない妊娠で苦しんだ経験があり、優しさから堕胎処置を違法だと知りながら、困っている女性のためにと無償で行い続けている。この時代、英国法律では「いかなる理由があろうとも人工中絶は犯罪行為。たとえ医療目的でも3年以上の懲役を科す」とされていた。この法律が女性にどれだけ厳しいものか、正当な堕胎をする為にどれだけの費用が必要か考えただけで違法行為が行われるのは想像できるのに政治や裕福な階級の決める法律はなんて傲慢なのだろうか。
優しさは時に残酷さを生む。ヴェラの行った堕胎処置は完璧ではない。そして命を落としかねる事態をまねくこともある。ヴェラはそんな事実を知らなかった。知っていたら?それでもきっとヴェラは堕胎措置を続けただろう。この時代は女性が生きていくのに不利だったのだ。
この映画が暗く、重くなり過ぎないのはヴェラを演じたイメルダ・スタウントンの存在が大きい。イメルダ・スタウントンの太陽のような温かさ、大きさ、笑顔で家族のみならず多くの人が救われたと思う。私がとても印象に残った場面は、犯罪者として連行された事実を知った息子が母親を非難する場面。父親は怒りはあってもママを許せと息子に言う。「ママを許せと言うの?」父親に詰め寄る息子。父は「そうだ」「ママはお前がどんなことをしてもずっと許し続けてきただろ?」「許せるはずだ、お前も。お前のママなんだから」と。
この映画の中で一番心にグッときた言葉。母親は子供のためにどんな事も共有し、許容し受け入れる存在なのだ。私に母もそうだったし、私もそうありたいと思う。母親は偉大である。
2003年/日本
監督 :廣木隆一
CAST:寺島しのぶ、大森南朋
<STORY>
自分の頭の中に氾濫する声に悩まされ、不眠や過食、食べ吐きを繰り返すアルコール依存症の31歳のルポライター・早川玲。ある雪の夜、コンビニでひとりの若い男に目を留めた彼女は、「彼を食べたい」と言う直感に従い行きずりの関係を結ぶ。男は岡部希寿と言うフリーの長距離トラック運転手。翌朝、そのまま岡部のトラックに揺られ次の仕事先である新潟へと同行した玲は、彼と言葉や肌を重ねながら徐々に心癒されていくのであった。
<感想> 評価 ★3.5
コンビニで偶然出会った男と女の72時間のロードムービー。72時間で膿を吐き出し、再生していく様を現代風に表現している。互いが何者であるかを知らないからこそ自分をさらけ出せる関係がある。偶然出逢い、何かに惹かれあい、そして触れ合う、求め合うことで互いを癒し、再生させていく。適度に動物的でドライなところいいバランスで小気味良い。
セリフまわし、言葉がとても魅力的だったので、 赤坂 真理氏の小説も読んでみたいと思った。
2004年/米
監督 :M.ナイト.シャラマン
CAST:ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロンディ、
ブライス・ダラス・ハワード、ウィリアム・ハート、
シガニー・ウィーバー
<STORY>
1897年、ペンシルヴァニア州。その村は深い森・コヴィントンに囲まれ、外の世界から完全に隔絶していた。この小さな村で人々は互いに助け合いながら自給自足の生活を営んでいるのだが決して破ってはいけない3つの掟があった。それは『森に入ってはならない、不吉な赤い色を封印せよ、警告の鐘に注意せよ』誰が何の為に掟を作ったのか?確かなことは誰一人知らないが、村人は森に棲むと噂される未知の生命体を恐れ、その掟を守り続けている。そんなある日村の若者ルシアスが、村にはない医薬品を手に入れるために、禁断の森を抜ける許可を申し出る。
<感想> 評価 ★3.5
DVD鑑賞。M.ナイト・シャラマン監督は「シックス・センス」で一躍有名になったインド出身の監督である。本作品公開時、悪い評判しか聞かれなかった。「シックス・センス」を越えられないなどとも言われていた。しかし、私は本作品、なかなか良かったと思うし、実はシャラマン監督ものでは1番好きだ。
相変わらず結末を言ってしまうと楽しめない映画だけにコメントがむずかしいが「期待しないで見ると意外に良い」し、STORY中の「?」のつく事柄・アイテムについては映画の中で解明されるのでスッキリ感はある。また、「戦場のピアニスト」で主演男優賞を獲ったエイドリアン・ブロンディが知的障害者の役で出演。ブロンディがいい。「戦場のピアニスト」よりも素晴らしいと私は思う。
<<以下ネタバレ注意!!>>